時が経つと品物の価値が下がり、私たちの生活レベルは上がっていく

社会

今どうしても欲しい高価な商品はないでしょうか。

ダイソンの4万円近くするドライヤーに10万円以上するiPhone12。
家電オタクゆえ、紹介する内容が偏っていますが、貴金属や高級腕時計など世界に少数しかない商品以外は時が経つにつれて値段が下がります。

価値が下がるため、価格も下がるのです。

「結局何が言いたいんねん。」と言われそうなところですが、今欲しいものは10~20年後「500円ぐらいになってるかもよ?」というくだらない話がしたいのです。

プレステのソフトは7200円→100円

もっともわかりやすいのは、レトロゲームの価格変動で、初代プレイステーションのゲームは新品で7000円したが、現在の中古価格では100円までに値下がりしている。

業界にもよるが、テクノロジー系の業界であれば発展速度が早いため、数年前の型落ち商品の価値は下がり、価格も大きく下がることになる。

これは作られた需要が急激に代替わりしていくことが原因になっており、2年前に10万円で買った家電が2年後6万円に値下がりしていることもザラである。

物の価値は変わりやすいが通貨の価値は変わりにくい

前述したように物の価値自体は変わりやすいが、通貨の価値自体は変わりにくい。つまり、2年前の10万円は2年後も10万円に近い価値である場合が多い。

そのため、現代に置いて性能が突出して変わらない新発売の家電を片っぱしから買い続けていくのはかなりコスパの悪い行動と言える。

金融系のインフルエンサーの多くが「型落ち品を買え」と話すのも納得で、2年後に4万円の値引きがあった場合4万円損することとなる。

4万円を稼ぐのに1週間かかるとすれば、1週間分の労働を無償で手放すことになる。1ヶ月分の食費が4万円の家計であれば、1ヶ月分の食費をまるまる手放すことになる。

こういった行動を日々無意識に繰り返していると、年間で10万円以上必要のない機能がついた家電を買うことになるので「その機能は本当に必要なのか?」「最新式を買った優越感に浸りたいだけではないのか?」これらを自問自答して、購入するかを判断する必要がある。

うぅ. . . 自分で書いていて耳が痛い。
いや. . . 目か。

生活レベルが上がり続ける現代

現代は目まぐるしい速度でテクノロジーが発展し続けている。
その発展した新しいテクノロジーを利用する私たちの生活も日々新しくなっている。

カメラ付きの携帯電話が出現したのは1999年。大手三代キャリアの1つ「au」が誕生したのも2000年である。(参考:年表で読み解く携帯電話の30年 いまケータイはどこまで進んでいる?

たった20年の間で「ガラケー → スマホ」と代替わりし、最近ではハンズフリーの「スマートグラス」の開発まで進んでいる現状だ。

テクノロジーが発展していくごとに私たちの生活レベルが上がり、以前の生活レベルには戻れなくなってゆく。

今からガラケーを使えと言われればきついように、ゲーム業界であっても今からプレステのゲームをやれと言われればきつい。

以前はそれらの利用で幸福感を感じていたにもかかわらずだ。

だが、私たちは新しくなったテクノロジーを常に利用し続ける必要がある。なぜなら、テクノロジーの発展とともにわたしたちは知り得なかった情報に触れることができるようになったからです。

インターネット機器が発展して、以前までは知ることができない情報を収集することができるようになったのである。

熱心な読書家であれば、情報を仕入れる能力に長けていたかもしれないが、今の時代では読書家でなかったとしても気軽に情報に触れることができる。

節税の方法や資産運用/形成の方法、対人コミュニケーションスキルの磨き方や世の中のルールについて、様々な情報にアクセスできるようになったため、不当に搾取され続けてきたり、悩んでいた人たちが自らの自由と資産を守ることができるようになりました。

賢く立ち回るには

仙人のような人であれば「ゲームはプレステ並みに値下がりしてから。」と決めることができるが、実際そんなわけにはいかない。

新しく出たゲームはプレイしたいし、新型のiPhoneは欲しい。

ではどうするか。

私の主観では、以下の対応で立ち回るのが賢い選択と言えそうだ。

  1. リセールバリューを考えて購入する
  2. 性能が十分な型落ち品を購入する

  1. リセールバリューを考えて購入する

リセールバリューとは「買値と売値の差額」のことで、新品または中古で買ったものがいくらで売れるかを考えるということ。

例えば新発売のゲームを7000円で買ったとして、3日後にクリアして売る。その際に売れた価格が6000円だったとする。

この例では、実質1000円で新発売のゲームをプレイする満足感を得ることができるというわけだ。

また、ノートパソコンが欲しい場合は次回買い換える時期を最初に検討する。この時「2年後に買い換えよう」と考えているのであれば、そのメーカーが出しているノートパソコンの2年前のものの中古価格と新品価格を比較する。

当時の新品価格10万円、現在の中古価格6万円なら実質4万円で新機種のノートパソコンを2年間使うことができる。

このように型落ち品の価格を参考にしながら購入を検討すると、お金を節約することができ、お金が節約できるということは自由な時間を得ることができるということである。

2. 性能が十分な型落ち品を購入する

これは単純な話で、掃除機が欲しいのであれば型落ち品であったとしても部屋の埃やゴミを吸うことができるし、プラズマクラスターの空気清浄機も型落ち品でほとんどの花粉や埃を吸うことができる。

私たちはどうも「新製品」というものに弱く、それらを長く使おうとして、結局1年後〜2年後に新製品を買い直している。

型落ち品にも十分な機能がついているにもかかわらず、新製品に手を出してしまうのだ。

いや、本当に耳が痛い. . . 。

つまりは、オーバースペックの新製品を買わなくても満足しますよという話で、その商品も2年前には新製品でしたよという話でして、何が言いたいかと申しますと、物を購入する時には価格や新製品ということではなく「価値」を意識して購入するようにしたいという話です。

今回のまとめ

今回は物の価値とその性質について、私の考えていることを話しました。記事の内容をまとめると以下の通りになります。

・少数の希少物以外の価値は時と共に下がる
・需要の低下と共に価格が下がる
・通貨の価値は変わりにくい
・テクノロジーの発展とともに生活レベルが上がる
・その発展に合わせて賢く消費しよう
・リセールバリュー/型落ち品の購入を意識しよう

ざっとこんなところでしょうか。

新しいものには目がなく、iPhoneの新作が出るたびに購入し、100万円近いオーバースペックのMacBookを買った私。

100万円を貯金するのには一体何年かかる?
私は一体、自分の労働を対価として得たお金をいくら散財してきたのだろうか. . . 。

できるのであれば、この記事を読んでいるみなさんには同じ轍を踏んで欲しくない。私も物の価格ではなく、価値で判断して購入ができる人間になれるよう日々精進していこうと思う所存でございます。