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レジリエンスを鍛える効果のない方法5選

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今回のテーマは「間違ったレジリエンスの高め方」です。


甘いものを食べたり、お酒を飲むとストレス解消できるのって本当?本当は効果のないストレスコーピングなどがあれば知りたい。

 

本記事では、こういった疑問に答えます。

本記事を読んでもらうことで、

・間違ったレジリエンスの高め方
・正しいレジリエンスの高め方

について詳しくなってもらうことができます。

 

 

【もくじ】

 

1. レジリエンスを鍛える効果のない方法5選



レジリエンスを高めるといわれる間違った訓練や対処法には以下のものがあります。

【誤ったストレス対策】
・時間の経過
・飲酒
・喫煙
・ゲーム
・ショッピング
・賭け事
・甘いものを食べる

本記事ではこれらを解説します。

2. 時間の経過



「時が苦しい過去を忘れさせてくれるよ。」
とのフレーズを耳にすることがありますが、過去のトラウマや経験は簡単に乗り越えることができません。


2016年にアリゾナ州立大学で行われた研究(1)では、「配偶者の死、離婚、リストラから時間で立ち直る割合」について調査しています。

その結果は以下のように報告されており、

【立ち直る割合】
・配偶者の死:27%
・離婚:36%
・リストラ:48%

一番立ち直る割合の高い「リストラ」ですら、半数の人が立ち直れていないとの結果。


確かに、嫁さんを失ったり、職を失った時に立ち直る見通しなんて断たないですもんね。そう思うとこの結果も納得です。

こういった結果からも「時間の経過」で、レジリエンスを高めようと期待するのは不適切な行動だといえそうです。

※友達に「きっと時間が忘れさせてくれるよ!」と励ますのは、その事象から意識が外れ、少しでもブラインドネスになるのでありかもしれない。



3. 飲酒、喫煙



飲酒や喫煙もレジリエンスを高めるのにいいと言われていますが、それも誤っった情報です。

飲酒、喫煙を行うことで、闘争の神経である「交感神経」が優位になります。緊張を高めて戦うための神経を活性化させても、到底ストレス解消効果は見込めません。

レジリエンスを高めてストレスを解消するには、反対のリラックスする神経である、「副交感神経」を優位にする必要があります。

「タバコを吸ってたら落ち着くぞ!」という方は単に「呼吸」の速度を落として、喫煙に対してマインドフルになっているだけかと思われます。
 
飲酒や喫煙にはメリットがない(2,3)ので、習慣的に行っている方は廃止を検討したほうがいいです。

 

4.ゲーム



ひたすらプチプチを押すようなゲームであれば、「リラックス+マインドフルネス」の効果が働き、レジリエンスを高めることに一役買いますが、特定のゲームはレジリエンスを低下させます。
【レジリエンスを低下させるゲーム】
・対戦ゲーム(格闘ゲームなど)
・ギャンブル要素のあるゲーム(ガチャなど)
・スコアを競うゲーム(パズルゲーム)
・レベル上げが必要になるゲーム(RPGなど)
・レートやランクがあるもの

基本的には「対戦、作業、競争、ギャンブル」要素のあるゲームがストレスの原因となります。


これに関しても、「交感神経」が優位になることで、体が緊張して興奮したり、自分にとって不快な結果が出現しやすい(ガチャではずれる、レートが下がる)ことが、ストレスをためてしまう原因になります。


テトリスのような競い合うことがなく、シンプルかつ自分のぺースで楽しめるものに関しては、レジリエンスを高める効果がある(4)と報告されているため、ゲームでストレス対策をする場合は、競争要素作業要素のないものを選びましょう。

5.お金を使う



ショッピングやギャンブルにお金を使っても、レジリエンスを高めることはできません。

なぜなら、レジリエンスを高めるには「継続性」が重要な要素となるためです。


コストのかかるストレス対策はやがて金銭が尽き、その「継続性」を失います。そして、ショッピングやギャンブルといった娯楽ができなくなること、金銭的余裕がなくなることでさらにストレスが増強します。

 

このことから、お金を浪費して得られるコーピング行動、レジリエンスを高める方法には問題があると言えます。
 

ちなみに、ギャンブルに関しては負ければストレスの原因となりますし、勝つことでも脳の報酬系が過剰に刺激され、強い快楽を感じ、その強い快楽がストレスの原因になります。

過剰な快楽から、脳内のドーパミン分泌量が増えると、セロトニン量が激減するため、前頭葉の機能が低下し、理性や感情のコントロールが苦手になります。


現在はスマホゲームのガチャなどで、ギャンブルが日常的になっていますので、習慣的にスマホゲームをやっている人は、前頭葉の能力が低下している可能性があります。

6.甘いものを食べる



甘いものを食べることにレジリエンスを高める効果はありません。


先ほども解説した通り、レジリエンスを高めるには「継続性」が重要になります。食品の摂取もコストのかかるコーピング行動であるため、「継続性」の観点からも問題があると言えます。

そして、甘いものを食べてストレスを解消する行動には「シュガーラッシュ現象」という名前が付けられ、日本だけではなく、海外でもストレスを解消すると信じられています。

しかしながら、科学は否定的で、2019年に行われた研究(5)では、「砂糖を摂取することで、集中力は低下し、疲労感は増大する。」と報告されており、甘いものを食べてストレス解消とはいかない様子。

体への負担も考えると「何かを食べてストレス解消!」という方法は選択しない方が無難かと思われます。

まとめ



今回は「間違ったレジリエンスの高め方」について解説しました。

本記事の内容を以下にまとめます。

  • 時間の経過でレジリエンスを高められるのは一部の人のみ。半数以上は時間の経過では立ち直れないので、積極的にレジリエンス高める訓練を行う必要がある。
  • 飲酒、喫煙はストレスを溜め、百害あって一利なし。飲酒や喫煙の習慣のある人は生活を見直した方が良い。
  • 「対戦、作業、競争、ギャンブル」要素のあるゲームはストレスの原因になる。ゲームでストレスを解消したい場合は、テトリスのような自分のペースで楽しめるシンプルなゲームをプレイしよう
  • コストのかかるコーピング手段は「継続性」の観点から問題がある。そして、強い快感は理性を崩壊させるので、ショッピングやギャンブルはほどほどに。
  • 「シュガーラッシュ現象」は科学的にはあり得ない。甘いものの摂取は集中力を落とし、疲労感を上げてしまう。何かを食べてストレス発散は控えよう。

本記事のまとめは以上になります。

レジリエンスを高める方法に関しては、以前の記事で紹介していますので、そちらをご覧ください。


間違ったストレスコーピングについて理解できたぞ!私は甘いものを食べまくってストレス解消していたから、そこから見直さいといけないな!






【参考文献】

(1) Frank J. Infurna,Suniya S. Luthar(2016),Resilience to Major Life Stressors Is Not as Common as Thought

(2)tobaccobody 

(3) Tim Stockwell , Ph.D. Jinhui Zhao(2016), Do “Moderate” Drinkers Have Reduced Mortality Risk? A Systematic Review and Meta-Analysis of Alcohol Consumption and All-Cause Mortality

(4) Ella L. James, Michael B. Bonsall(2015), Computer Game Play Reduces Intrusive Memories of Experimental Trauma via Reconsolidation-Update Mechanisms

(5) KonstantinosMantantzisa,FriederikeSchlagheckenb(2019), Sugar rush or sugar crash? A meta-analysis of carbohydrate effects on mood

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