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宿便などあるわけがない話【基本的な宿便とは?から詳しく解説】

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今回のテーマは「宿便」です。

本記事では以下の疑問を解説します。

・宿便ってなに?
・宿便って大量にあるんでしょう?
・万病のもとって本当?
・どうやったら出せるの?



【もくじ】

 

1.宿便などあるわけない話


便秘で悩む人であれば、一度は耳にしたことがある「宿便」というもの。


「宿便は現代病」と煽る記事やどんな人でも「3kg~5kgは宿便はあるよ!太ったり、口が臭いのもそれが原因!」と解説する「医療機関のwebサイト」まで存在します。

事実googleで「宿便」と検索しても上位に出てくる内容は「宿便の脅威を煽るもの」ばかり。そして、その記事の後でほとんどは、

・「当院では宿便が取れますよ!」
・「梅干しのお茶で宿便出るからこれを飲もう!」

 

とセールスに派生している現状があります。


はっきり言って「宿便」なるものは存在しません。

西洋医学では宿便を2~3日出てこない便「便秘」のことを指していますし、そもそも腸の構造上存在できません。

腸に便が長期間はり付くことは不可能

便が腸に長期間はり付くことは不可能です

腸は代謝の激しい器官で、すぐに粘膜が入れ替わり、粘液も常に分泌しています。その粘膜が入れ替わる過程で腸の壁がはがれ、新しい腸の壁に入れ替わります。


そのため、万が一便が張り付くことがあったとしても「腸の壁ごと便がはがれる」ようになっています。

そして、常に粘液が分泌されている腸に張り付くというのは「ぬめぬめのウナギ」に便を張り付けるようなもので基本的には不可能です。

そして、2012年にためしてガッテンで放送された「今回は美やせ&腸までキレイ 出た!プチ断食を大解剖する!」の回では、1万人以上の腸を見てきた「黒田 敏彦氏」「いわゆる宿便のある人はいなかった」と明言しており、「理論的にはあり得ない」と解説しています。

 

宿便に関しては、

「腸の粘膜に張り付くのは難しいし、張り付いても壁ごと落ちるから存在しない」


といった感じでとらえてもらえればOKです。

宿便の恐怖をあおる情報が蔓延している


冒頭でも触れましたが「宿便」の恐怖を煽る記事が蔓延している現状があります。

Googleで「宿便」と検索した場合に表示されるwebサイトのほとんどが宿便の存在を認め、不安を煽るものやその対策を紹介するものになっています。

表示されるwebサイトの傾向としては、

・誰でも腸の中に大量の宿便をため込んでいるよ
・宿便は病気になるよ
・口とか体が臭くなるよ
・梅の茶を飲んで宿便がいっぱい出た!
・断食すると宿便が出るぞ!
・ギトギトの脂肪が便から!(謎)


こんな感じの傾向があります。

「宿便治療」「サプリメント」など様々な商品やサービスが充実していますが、どれもそこそこ高額で、継続するためにはコストがかかります。

万が一宿便なるものが存在するのであれば、生涯を通じて宿便対策のために健康食品を購入したり、通院をしなければならないことになります。

そのため、「宿便対策グッズ」「治療」を受けようと考えている方は一度立ち止まって、情報収集をして、

・その治療を受ける必要があるのか。
・そのサプリメントを購入する必要があるのか。
・これらの治療や食品に継続的にお金を払い続けることができるのか。

 

これらをよく考えることをオススメします。

断食と宿便の関係


「宿便」
と検索すると必ず出現する「断食」というキーワード。

宿便と断食が関連づけられる理由としては、「断食しても便が出るから。」そして、断食後に排泄された便を「宿便」と捉え、

・食べてないのに便が出た!
・なんか緑色の便が出た!

 

と騒がれたことが事の発端となっています。

しかしながら、食事を摂取しなくても便は出ます。

そもそも、便を構成する大半の成分が、

・腸からはがれた粘膜
・腸内細菌の死骸

 

なので、食事をしなくてもお通じはあるんです。

そのため、断食後に出る便は「宿便」ではなくただの「便」になります。

断食は腸内環境にいい?

断食が宿便に良いと言われている理由はもう一つあります。

それは、「断食することで胃腸が休まり、腸内環境が改善される」という考え方から来ています。

じつはこの考え方も誤りで「腸をダマせば身体はよくなる」の著者である「辨野 義己氏」は、

・断食しても腸は休まらない
・腸は動かす方が良い
・食べかすを腸に送り、腸内細菌を養う必要がある
・食べかすがないと腸内細菌は腸の壁を食べる

 

と解説しており、「断食=腸が休まる」とはならない様子。

しかし、「リーンゲインズ」と呼ばれるプチ断食などは「アンチエイジング」効果などが見込めるため断食自体は悪いものではありません。

まとめ

今回は「宿便」をテーマに解説しました。

本記事の内容を下記にまとめます。

  • 便は腸に貼りけないし、腸の壁は定期的にはがれるので「宿便」は存在しない。
  • 「治療」「健康食品」にコストをかける場合は、じっくり考えてから行動しよう
  • 便の大半は「腸粘膜」「腸内細菌の死骸」なので、断食しても便は出る。

本記事のまとめはこんなところです。

インターネットが普及してから、簡単に情報が手に入れやすい時代になったからこそ、様々な「フェイクニュース」「セールス記事」に出会う確率が多くなっています。

「宿便」だけに言えることではないのですが、情報を受け取る場合にはその情報の整合性をしっかり確認する癖をつけていけるとベストです。

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