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健康 習慣

コーヒーの健康効果part2【コーヒーが糖尿病改善に効く理由】

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今回のテーマは「コーヒーと糖尿病」です。
本記事では以下の疑問を解説します。

・コーヒって健康にいいの?
・コーヒーの健康効果が知りたい!
・糖尿病だけどコーヒーがどう効くのか知りたい
・コーヒーは糖尿病予防になるの?
・1日何杯までなら飲んでいい?

 

【もくじ】

 

1. コーヒーの健康効果part2


コーヒーには様々な健康効果があります。

前回の記事でも紹介した内容ですが、以下のような健康効果があります。

・抗炎症効果
・心疾患の予防
・がん予防効果
・糖尿病予防、改善効果
・脳機能の向上
・認知症予防効果
・メンタル改善

などなど。
今回はこの中から、「糖尿病の予防効果」に焦点を当てて解説します。

コーヒーは糖尿病リスクを下げる

コーヒーは糖尿病リスクを下げます

2014年にハーバード大学らが行った研究(1) では、「デカフェコーヒー」と「コーヒー」の2型糖尿病に関するメタ分析を行いました。対象者は1109272人分の研究データを用いて10カ月~20年の追跡範囲のものを使用しています。

その研究の結果は下記のように報告されています。

demonstrate a robust inverse association between coffee consumption and risk of diabetes. Compared with no coffee consumption, consumption of 6 cups/day of coffee was associated with a 33% lower risk of type 2 diabetes. Caffeinated coffee and decaffeinated coffee consumption were both associated with a lower risk of type 2 diabetes. The association between coffee consumption and diabetes risk was consistent for men and women and for European, U.S., and Asian populations.

 

この結果を簡単に要約すると

「コーヒーの摂取と糖尿病のリスクは強力な逆相関を示している。コーヒーを摂取しない場合と比較して、1日6カップのコーヒーを摂取すると、2型糖尿病のリスクが33%低くなった。デカフェコーヒーとコーヒーの消費は、どちらも2型糖尿病のリスクの低下と関連していた。コーヒーの摂取量と糖尿病のリスクとの関連は男性と女性、そしてヨーロッパ人、アメリカ人、アジア人の間でも一貫していた。」

とのこと。
つまりは「1日に6杯のコーヒーを飲むことで糖尿病のリスクが最大で33%下がる」ということ。

これは「クロロゲン酸」と言われるコーヒーのポリフェノールが作用していると考えられています。

しかし、1日6杯もコーヒーを飲むとカフェインの感受性が弱い私などの人種はは「焦燥感」やら「不安感」、「疲労感」に駆られそう...。

昼前までは2~3杯のコーヒー、それ以降はデカフェコーヒーを飲むなどしながら生活に取り入れていけると良しですね

 

2. コーヒーはインスリンに悪影響?


先ほど、「コーヒーは糖尿病に効く!」という研究を紹介しましたが、コーヒーは「インスリンの抵抗性を高める」というデータも多いです。

2003年にサリー大学で行われた研究(2)では、コーヒーに含まれるクロロゲン酸(ポリフェノール)とカフェインが、血糖値を上げる効果があると仮説を立てて調査しています。


その結果、
カフェインには腸内のグルコースを吸収する力を弱め血糖値を上げる効果があり、「クロロゲン酸も関与してるかも?」という結論を出しています。

また、2004年の研究(3)でも、コーヒーに含まれるカフェインがグルコースの代謝を阻害したと報告しています。

この研究では、空腹時に飲むコーヒーには血糖値の上昇は見られなかったが、食後に飲むコーヒーには最大で48%食後血糖値を上昇させる効果があったと結果を発表しています。

・食後のコーヒーで糖の代謝が低下
・血糖値がおよそ1.5倍上がる


また、カフェインがインスリン抵抗性を上げる効果は糖尿病の罹患者以外にも認められており、2002年オランダで行われた研究(4)では、結果として「カフェインはインスリンの感受性を15%低下させた」と報告しています。

これらの研究からも、カフェインがインスリンの抵抗性を上げる効果は間違いないと思われます。

3. しかし!コーヒーは糖尿病に効く!


上記の研究を見て「コーヒーこわっ...飲むのやめよう...」と思われる方が出現しないように弁解しておきますと、コーヒーには「糖尿病予防効果」があります。

先ほど散々「カフェインはインスリン抵抗性を上げる!」と話したところではありますが、上記の研究に共通しているところは「短期的にインスリン抵抗性を上げる効果」です。


コーヒーは、長期的にはインスリン抵抗性を改善する効果が見込まれます。

2004年ハーバード大学で行われた研究(5)では、男性の2型糖尿病患者1333人および女性患者4085人を対象にコーヒーと2型糖尿病の関係を調査しています。

その結果、1日1~6杯以上コーヒーを摂取した人ほど糖尿病の悪化リスクが減少し、2型糖尿病リスクを有意に減少させていたと報告しています。 

・コーヒーを1~6杯/日飲むことで
1.糖尿病の悪化を予防
2.2型糖尿病のリスクを減少


冒頭でも解説した2014年ハーバード大学の結果と同じで、長期的には血糖値の改善に役立ち、悪化や発症の予防に寄与していることが分かります。

また、2004年にフィンランドで行われた研究(6)では、中年の男女を対象にコーヒーの消費量と2型糖尿病の関係を調査しています。


その結論は以下の通りで

Coffee drinking has a graded inverse association with the risk of type 2 DM; however, the reasons for this risk reduction associated with coffee remain unclear.


これを要約すると

コーヒーの摂取量が増えることで、2型糖尿病のリスクが下がる傾向が見られた。コーヒーの何が効いてるのかは依然として不明だ。」

 

とのこと。
詳しい機序について明らかになっていませんが、コーヒーのポリフェノールである「クロロゲン酸」「マグネシウム」などの成分も血糖値の改善に関与していることが考えられています。

コーヒーはどれくらい飲めばいい?【糖尿編】

コーヒーの具体的な摂取量ですが、ほとんどの研究では、6杯以上までの健康効果が確認されていますが、毎日それ以上飲む方も少ないと思うので、実質上限に関しては青天井で問題ないかと思います


しかしながら、コーヒーにはカフェインが含まれていますので、カフェインの摂取量、摂取時間には注意が必要かと思います。


具体的には

・起床後1時間以内はコーヒーを飲まない
・お昼3時以降には飲まない
・3時以降に飲む場合はデカフェコーヒーを飲む

・カフェインを摂りすぎて「焦燥感」、「疲労感」が強くなる場合はデカフェコーヒーを使う

 

こんなところですね。
起床後1時間以内にコーヒーを飲まない理由は、体内のストレスホルモン(コルチゾール)が高い状態なので、カフェインの影響を受けやすく「焦燥感」、「不安感」などが感じやすくなるため。


私のようにカフェインの感受性が弱いと感じる方は、特にデカフェコーヒーの使用をお勧めします。

【おすすめのデカフェコーヒー】

 

まとめ

今回は「コーヒーと糖尿病」をテーマに解説しました。
本記事の内容を以下にまとめます。

・コーヒーは糖尿病に効く

・コーヒーは食後のインスリン抵抗性を上げる

・コーヒーは短期的には血糖値を上げるが、長期的には血糖値を改善する効果がある。

・摂取上限は気にしなくていいがカフェインの過剰摂取にならないように、量を摂る場合はデカフェを検討しよう。

 

本記事のまとめは以上の通りです。
食後のインスリン抵抗性を上げる効果が気になる方は食後のコーヒーを避ける選択をしてもかまいません。


しかし、食後のコーヒーも飲んでいるであろう長期間追跡調査した研究でも2型糖尿病の悪化、リスク共に減少しているので基本は気にしなくてもよいかと思われます。

 




【参考文献】

(1) Department of Nutrition, Harvard School of Public Health, Boston, MA(2014), Caffeinated and Decaffeinated Coffee Consumption and Risk of Type 2 Diabetes: A Systematic Review and a Dose-Response Meta-analysis

(2) Centre for Nutrition and Food Safety, School of Biomedical and Molecular Sciences(2003), Coffee acutely modifies gastrointestinal hormone secretion and glucose tolerance in humans: glycemic effects of chlorogenic acid and caffeine.

(3) From the Department of Psychiatry and Behavioral Sciences, Duke University Medical Center, Durham, North Carolina(2003), Caffeine Impairs Glucose Metabolism in Type 2 Diabetes

(4) Department of Internal Medicine, University Medical Center, Nijmegen, the Netherlands(2002), Caffeine Can Decrease Insulin Sensitivity in Humans

(5) Department of Epidemiology and Health Promotion, National Public Health Institute(2004), Coffee consumption and risk of type 2 diabetes mellitus among middle-aged Finnish men and women.

 

 

 

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