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コーヒーは体に悪い?がんとの関係#2【カビ編】

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今回のテーマは「コーヒーとカビ」です。
本記事では以下の疑問を解説します。

・コーヒーは体に悪い?
・コーヒーに発がん性はあるの?
・コーヒーにカビが入ってるの!?
・コーヒーのカビって体に悪くないの?

 

【もくじ】
1.コーヒーは体に悪い?がんとの関係
2.コーヒーのカビってなに?
3.コーヒーの安全ラインはこれだ!
4.まとめ
 

1. コーヒーは体に悪い?


前回の記事では、コーヒーと発がん性の関係をアクリルアミドという物質を例に解説しました。前回の内容を軽くおさらいすると、

・アクリルアミドには発がん性がある
・コーヒーにはアクリルアミドが含まれる
・しかし、少量なので健康被害は気にしなくてよい
・それよりもフライドポテトの発がん性の方がやばい

大まかにはこんな内容の記事でした。
そして、今回はコーヒーに含まれる「カビ」に発がん性はあるのか?健康被害はあるのか?という事を中心に話していきます。

まずは、「コーヒーにカビって含まれてたの?」と衝撃を受ける方も少なくないと思うので、「コーヒーとカビ」について解説します。

2. コーヒーのカビってなに?


コーヒーにはカビが含まれています

その種類は主に2種類で、「アフラトキシン」「オクラトキシン」といわれるカビになります。これらのカビの概要を大まかに解説します。

アフラトキシン

1960年に10万羽以上の七面鳥を死亡させたことで有名なカビ(1)。

穀類、香辛料、豆類など多くの食料品から検出される常連であるにも関わらず、強い発がん性を持っていて、主に肝臓がんリスクを上げる特性を持っています。

しかし、食品に含まれている量はすべて微量で、海外から輸入されたものに限局しています。国内の食品からは検出されていない模様。

オクラトキシン

腎障害を起こすスペシャリスト
マウスにオクラトキシンを食べさせることで、肝臓と腎臓にがんを発生(2)させることが報告されています。また、オクラトキシンに汚染された飼料を食べていた豚には腎障害が多く見られたという報告もあります。

食品がオクラトキシンに汚染されることはまれですが、主に「コーヒー豆」「穀類」「豆類」から検出されることが多いです。


これらの説明だけでは「コーヒーこわっ!飲むのやめよう...」と思ってしまいがちですが、実はこれらのカビ、普段私たちが口にする食品にも含まれているんです(ワイン、チョコレート、穀物など)。

なので、どちらにせよコーヒー以外からも容易に摂取してしまうんです。

普段の食事からも摂取していると聞くと、ここで心配になるのは「どれくらいコーヒーを飲めばがんのリスクが上がるのか」というところではないでしょうか。その具体的な目安を解説します。

3. コーヒーの安全ラインはこれだ!


コーヒーには「アフラトキシン」、「オクラトキシン」が含まれています。
これらは発がん性の強い物質ですが、果たしてコーヒーにはどれくらいの量が含まれていてどれだけ飲めば健康被害が出るのでしょうか。

発がん性に関してですが、「体重1㎏あたり15ng」のオクラトキシンを毎日摂取すると発がん性がある(3)と厚生労働省が報告しています。

インスタントコーヒーに含まれるオクラトキシンの量は「1㎏あたり平均で0.7μg」と言われているので、カビの発がん性からがんになろうとすれば1日では飲みきれないほど大量のコーヒーを摂取する必要があります

というかそんな量摂取できません。


そして、発がん性ではなく、腎障害を起こす目安はどのくらい?というところですが、これも「体重1㎏あたり16ng」のオクラトキシンを毎日摂取する量(3)と設定されているので、こちらも心配しなくてよさそうです。

□「μg」「ng」ってなに?
μg:マイクログラム
ng:ナノグラム
※1000μgで1ngになります。

 

そもそもここ最近の科学界では、コーヒーの健康効果に着目するものが多く「コーヒー=体にいいもの」というのが常識になりつつあります。というかほぼなっています。

それらの実験で実証された「がん予防」を含むコーヒーの健康効果もほとんどがインスタントコーヒーを使ったものなので、コーヒーに含まれるカビの毒性、アクリルアミドの発がん性に関しては気にする必要はないと言えます。

コーヒーが好きな人は、むしろ体にいい飲み物なので毎日の習慣から排除する必要はありません。思う存分飲んでいただければと思います。

まとめ

今回は「コーヒーとカビ」をテーマに解説しました。
本記事の内容を以下にまとめます。

・コーヒーには主に2種類のカビが含まれている

・2種類のカビの発がん性は強いが、コーヒーに含まれる量は超微量

・生涯にかけて大量のコーヒーを飲み続けてもカビ毒でがんリスクが上がることはない

 

こんなところですね。
「アクリルアミド編」「カビ編」を解説した結論として、「コーヒーを飲みすぎることでがんリスクが上がることはない」と言えます。


しかし、コーヒーの飲みすぎはカフェインによる睡眠障害、脳疲労、副腎疲労の健康被害が起こる可能性もあるので、午後からは飲まないようにしたり、デカフェインのコーヒーを飲んだりしながら工夫してコーヒーを生活に取り入れていきましょう!

【おすすめデカフェコーヒー】

 

 


 
【参考文献】

(1) 東京都福祉保健局 食品衛生の窓 アフラトキシン

(2) 東京都福祉保健局 食品衛生の窓 オクラトキシン

(3) 厚生労働省 食品中のオクラトキシンAの規格基準の設定について(案)

 

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