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デブ菌、痩せ菌ってなに?【減らし方、増やし方を詳しく解説】

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今回のテーマは「デブ菌 痩せ菌」です。
本記事では以下の疑問に答えます。

・デブ菌ってなに?
・痩せ菌ってなに?
・そもそも本当にそんな菌いるの?
・デブ菌の減らし方は?・痩せ菌の増やし方は?
 
【もくじ】
1. デブ菌、痩せ菌ってなに?
2. デブ菌の減らし方
3. 痩せ菌の増やし方
①ガセリ菌にも種類がある
②ガセリ菌SP株の使用された食品

4. まとめ

 

1デブ菌、痩せ菌ってなに?


テレビでよく話題になっている「デブ菌」、「痩せ菌」ですが、そんなものは本当に存在するのでしょうか?

すこし胡散臭い話ですが、これらは本当に存在します。

2013年エクス=マルセイユ大学のレビュー(1)では、痩せたマウスの腸内細菌を太ったマウスに移すことで、太ったマウスがやせたと報告されています。

このような動物実験を踏み台にして、人を対象にした実験(2)が広がっていきました。

調査が進んだところある傾向が見えてきました。

  1. ファーミキューテスが多い人は太ってる人が多い
  2. バクテロイデスが多い人は痩せてる人が多い

このファーミキューテスが俗にいう「デブ菌」と呼ばれるもので、バクテロイデスが「痩せ菌」と呼ばれるものです。

・デブ菌:ファーミキューテス
・痩せ菌:バクテロイデス

これらの比率を菌の頭文字をとって、F / B 比といいます。

・F:Firmicutes
・B:Bacteroides
・F/B比:デブ菌と痩せ菌の比率

この比率がFに偏っている人ほど肥満傾向にあり、Bに偏っている人ほど痩せ傾向にあるという事です。

なぜこのような現象が起きるのでしょう?

それは、バクテロイデスが「短鎖脂肪酸」を作るからと言います。

短鎖脂肪酸は、脂肪の吸収を抑える作用があるため、これが多いと太りにくくなるといった仕組みです。

しかしながら、このバクテロイデスを増やし、ファーミキューテス(デブ菌)を減らせばすべてが解決するわけではなく、痩せ体質になるには「ガセリ菌」や「ラクトバチルス・ラムノサス」、「ビフィズス菌」といった細菌の存在も必要(3)になり、少し複雑になっています。

まずは、基本となるファーミキューテス(デブ菌)の減らし方から見ていきましょう

2デブ菌の減らし方


ここではファーミキューテス(デブ菌)の減らし方について解説していきます。

ここで話す方法は、「F/B比」をBに傾ける習慣的行動についての紹介になります。

基本的には前回記事で解説した腸内細菌の増やし方」、「腸内細菌の多様性の増やし方」で紹介している増やし方を実践してもらえれば、自然とF/B比はBに傾いていきます

そこで、最も注意してほしいのは、「加工食品を控える」というところです。

新たな良い習慣を取り入れるよりも、既存の悪い習慣を取り去る方がはるかに効果が高いです。

例えるのであれば、悪い習慣を改善せず、良い習慣を取り入れるというのは、ガスコンロで沸かした湯を冷まそうと上から水を入れているようなもの。ガスコンロの元栓を切っていない状態なので、またすぐに湯は沸騰してしまいます。

このような状態にならないためにも、まずは既存の悪い習慣を断つ意識をすることがベストです。

3.痩せ菌の増やしかた


痩せ菌の増やし方ですが、単純に増やすだけであれば上記のデブ菌の減らし方を実践していただければF/B比は逆転し、痩せ菌が有意になります。

しかし、痩せ菌を増やしても痩せ体質にならなければ意味がありませんよね。

なので、ここでは「ガセリ菌」や「ラクトバチルス・ラムノサス」といった細菌にも目向けていきます

① ガセリ菌にも種類がある

ガセリ菌にも種類があります。
先ほど前述した、痩せ体質に効果的と言われているガセリ菌は「ガセリ菌SBT 2055」と言われるもので、テレビCMでもよく宣伝されている「ガセリ菌SP株」というものがそれに該当します。

2013年の研究(5)では、ガセリ菌を使用することで、内臓脂肪とBMI値が減少したと報告されており、脂肪の排出量が増加したことが原因だといわれています。

これらの研究からもガセリ菌は痩せ体質を作るのに有用と言えそうです

「ガセリ菌なら何でもいいの」という疑問も湧いてきますが、2015年のレビュー(4)では、「ガセリ菌とラクトバチルスは肥満抑えるが、乳酸菌の組み合わせによっては逆に太る。」と報告しています。

ガセリ菌の選び方にも気を使った方がよさそうですね。

② ガセリ菌SP株の使用された食品

ガセリ菌SP株が手軽に取れるものもあります。

ヨーグルトから摂るのであれば、雪印のガセリ菌SP株ヨーグルトがおすすめです。私は洗い物が嫌だったり、手軽なものがいいので飲むヨーグルトタイプの物を食べています。

【雪印ガセリ菌SP株】

 

 


そして、サプリから摂るのであれば、SWANSONラクトバチルスガセリ菌がおすすめです。

【SWANSON】


F/B比をBに寄せる習慣を取り入れながら、これらの食品を補助的に摂取することで、少しずつ痩せ体質を手に入れていきましょう!

今回のまとめ

今回は「デブ菌 痩せ菌」をテーマに解説していきました。
本記事のまとめは以下になります。

・デブ菌、痩せ菌は存在する

・F/B比で比率を出すことができBに近づける必要がある

・痩せ体質のためにはガセリ菌、ラクトバチルスを組み合わせる必要がある


おおまかにはこんな感じです。
ダイエットを頑張っている方は、痩せ菌、デブ菌の比率にも注意してみると良いですね。

【参考文献】


(1)Unité de Recherche sur les Maladies Infectieuses et Tropicales Emergentes, Faculté de Médecine(2013), Gut bacterial microbiota and obesity.

(2) Division of Gastroenterology, Mount Sinai School of Medicine(2008), Microecology, obesity, and probiotics.

(3) Athena Institute, VU University Amsterdam, De Boelelaan 1085, 1081 HV Amsterdam(2014), The development of probiotic treatment in obesity: a review.

(4) MatthieuMilliona,EmmanouilAngelakisa(2015), Comparative meta-analysis of the effect of Lactobacillus species on weight gain in humans and animals

(5) Yukio Kadooka , Masao Sato(2013), Effect of Lactobacillus gasseri SBT2055 in fermented milk on abdominal adiposity in adults in a randomised controlled trial

-習慣, 食事

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