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ブロイラーのとり肉ってなに?【抗生物質と健康被害を詳しく解説】

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私たちが普段何気なく食べている「とり肉」。

そのとり肉がどのように育てられ、どのような餌をたべているか考えたことはありますでしょうか。

スーパーに並んでいるとり肉のほとんどがブロイラーのとり肉といわれています。

ブロイラーのとり肉とは、短期間の間で成長するように作られたとり肉で、早いものは生後1か月以内に出荷(1)されます。

このブロイラーは、およそ50日程度で大人になると言われており、通常のにわとりの3倍の速さで成長するように調整されています。

人間で例えると、同時期で生まれたAが10歳、Bの人が肉体だけ30歳という感じ。人間を例にすると、この異常さが分かるかと思います。

そして、畜産業を考えるシンポジウムでは、フィリップ・リンベリー氏がブロイラー鶏について以下のように話しています。

ブロイラーは驚くべき速さで成長します。余りにも早く成長するために彼らの骨や心臓、肺の成長がそのペースに追いついていけないほどです。生後6週間未満のヨーロッパのブロイラーは、およそその4分の1が早すぎる成長のために苦痛を伴う麻痺に苦しんだり100羽に1羽は心臓疾患で死亡してしまうのです。


厳しい環境の中で一生を終え、食肉となるブロイラー。
私たちが口にしている鶏肉はこのようにして育てられているんです。

ブロイラーのとり肉ってなに?見分け方は?【抗生物質と健康被害を詳しく解説】

ブロイラーの養鶏場は異様な光景であり、1㎡あたりに17羽のにわとりが飼育されていると言われています。

【ブロイラー鶏肉の養鶏場】

出典:ヨーロッパにおける畜産動物のアニマルウェルフェアの現状と対策(1)

出典:ブロイラー(肉用に飼育される鶏)の一生

このような状況で飼育されているため、身動きが取れず、歩くことすらできません。

そして、30%のにわとりに歩行障害があり、3%のにわとりが歩行不能な現状があります。

また、にわとりは社会生活を営む動物であるにも関わらず、身動きの取れない場所にいるため本来の性質とは違った生活を強いられています。

・慢性的な痛み
・歩行障害
・社会生活制限

などなど、ストレスがかかり続ける中で一生を過ごします。

本記事では、これらブロイラーとり肉の健康的な害を詳しく解説していきます。普段からとり肉を食べている方必見の内容になっていますのでぜひご一読ください。

【本記事を読むメリット】

・ブロイラーとり肉がわかる
・ブロイラーとり肉の健康被害がわかる
・とり肉の選び方が分かる
・気持ちよくとり肉が食べられるようになる



【もくじ】
1. ブロイラーとり肉の健康被害
① 抗生物質
② オメガ6脂肪酸
2. とり肉の選び方
3. まとめ

 

1.ブロイラーとり肉の健康被害

ブロイラー鶏肉を摂取する場合の健康被害は大きく分けて二つあります。それは、

① 抗生物質の問題
② オメガ6脂肪酸問題

この二つです。

それでは、①から順にその内容を見ていきましょう。

 

① 抗生物質の問題

米国では抗生物質の80%が人間でなく、食肉用の家畜に使われています。
日本も例外ではなく、食肉用のにわとりに対して、体量に抗生物質を使用しています。抗生物質は、ブロイラーのとり肉ほぼすべてに使われていると言っても過言ではありません。

そこで、「抗生物質で育ったにわとりはなぜダメなのか」について解説していきます。

まずは、おおまかにとり肉の抗生物質がからだに与える影響を説明します。

  1. 鶏に抗生物質を与え続ける
  2. 抗生物質が体内で蓄積
  3. 食肉となりスーパーに並ぶ
  4. 私たちが食べる
  5. 腸内細菌や腸の上皮細胞が死ぬ

こんな感じです。
抗生物質は細菌を殺す働きをもっていて、私たちの腸内細菌も例外ではなくやられてしまいます。

ちなみに上皮細胞というのは、腸管の表面全体を覆っており、腸内細菌とコミュニケションもとる腸の主要な役割を担う細胞(3)です。

2015年の研究(4)では、マウスを対象に抗生物質の副作用を調べています。抗生物質を数日間服用することで、マウスたちには以下の症状が出現しました。

・うつ病
・アレルギー
・肥満
・不眠
・喘息

などなど。
腸内細菌は免疫機能や体の調子を整える役割を持っており、それらが抗生物質で死んでしまうことで免疫系の疾患、炎症系の疾患が出てきた様子

抗生物質の服用だけで、これだけの被害があったんですね。

ブロイラーを食べることで、これら抗生物質の健康被害を受ける可能性が非常に高くなっています

アレルギー症状のある方(花粉症、体のかゆみ等)や精神的な落ち込みが頻繁な方は、特にブロイラーのとり肉を避けた方が無難だと言えます。

② オメガ6脂肪酸問題

冒頭でも話したと通り、ブロイラーたちは、とてもつないストレスの環境下で生活し、一生を終えます

・慢性的な痛み
・歩行障害
・社会生活制限

これらの苦痛を受けて成長します。

では、「慢性的なストレス下で育てられたとり肉と健やかに育ったとり肉とに違いはあるのか」そこが気になるところです。

ずばり、両者の違いはオメガ脂肪酸の比率です。

ブロイラーはオメガ6脂肪酸を含む量が圧倒的に多いです。

(参考:オメガ6脂肪酸はなぜ体に悪いのか)

ストレス環境下で育った鶏のオメガ6脂肪酸は激増すると言われていて、オメガ6:3のバランスが15:1となっている(5)とのこと。ちなみに牧草で育った放牧鶏は3:1の比率と言われており、およそ5倍の差があるんです。

オメガ6と3のバランスについてはこちらの記事でも解説した通り、可能な限り1:1に近づけることで体内の炎症を抑えることができます

オメガ脂肪酸の影響からもブロイラーが健康にいいとは言えないところです。

3.とり肉の選び方

可能であればブロイラーは避けた方が良いです

しかしながら、ブロイラーかそうでないかの見分けがつきにくいのが難点。

スーパーに並んでいる「国産若どり」もほぼ確実にブロイラーです。

国産と書いてあるとどうも安心してしまいますね...

ここで、スーパーに並ぶとり肉の簡単な見分け方ですが、ずばり「銘柄」と「価格」です。

銘柄ですが、「国産若どり」でなく「菜彩鶏」、「○○地鶏」など名前の付いたものです

平和堂ですと「健味どり」というものがそれにあたります。

基本的に銘柄のあるとり肉の購入を意識すれば問題ないありませんが、「さくらどり」と書いてあっても、ブロイラーであるケースもあるので、価格を見る必要もあります

価格ですが、むね肉ですと、ブロイラーは大体100gあたり50円のものが多いです。ブロイラーでないものは100gあたり100円のことが多く、1g1円以上の物も狙ってもらえるといいですね。

インターネット購入に抵抗のない方は「菜彩鶏」、生協をとっている方は「純輝鶏」がおすすめです。我が家の鶏肉は純輝鶏と菜彩鶏のローテーションです。

【菜彩鶏】

 

【今回のまとめ】

今回はブロイラーのおおまかな概要やその健康被害、選び方について見ていきました。今回の内容を以下にまとめます。

・ブロイラー鶏は過酷な環境で育っている

・そのお肉には抗生物質が含まれているため、腸内環境や免疫に悪影響がでる

・オメガ6脂肪酸を含む量が多いため炎症を起こしやすい

・とり肉を選ぶときには「銘柄」、「価格」を確認して買おう


こんなところです。
今回の記事を通して、口にする食べ物はどのようなものなのか。これを意識する習慣を身に着けていただければ幸いです。


【参考文献】

(1)e-Start,統計でみる日本

(2)フィリップ・リンベリー,2002年11月30日「動物と環境にやさしい畜産をめざして」シンポジウムから- 

(3)公益社団法人日本ビフィズス菌センター,腸内細菌学会,腸内細菌と腸上皮細胞のクロストーク(crosstalk between gut microbiota and intestinal epithelial cells)

(4)Andrey Morgun1,7, Amiran Dzutsev2, Xiaoxi Dong1, Renee L Greer3(2015),Uncovering effects of antibiotics on the host and microbiota using transkingdom gene networks 

(5)マザーアースニューズ日本版(MENJ)で暮らしを愉しく!,放牧と適切な飼料でオメガ3が豊富な鶏と卵を育てる

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