脱☆情弱ステーション

年収250万の20代後半会社員が本気でセミリタイアを目指すブログ

健康

魚の水銀は大丈夫?妊娠、小児への害はいかに!?【魚と水銀問題を徹底解説!】

更新日:

前回はオメガ3脂肪酸について書かせてもらいました。

【前回記事】

・DHA(オメガ3脂肪酸)とは?気になる健康効果はいかに!

魚は病気の予防にもアンチエイジングにもいいから食べてね!と散々話していましたが、やはり気になるのが魚の水銀問題。今回はその水銀問題について考察していきます。

この記事を見ることで以下を知ることができます。

・水銀の概要と体への害が理解できる
・水銀の摂取経路が理解できる
・水銀におびえず適切な魚の摂取目安を知ることができる。

それでは早速ですが、水銀と魚の関係について見ていきましょう!

魚の水銀は大丈夫?妊娠、小児への害はいかに!?


まずは水銀の概要を大まかに説明していきたいと思います。
実は、自然界に存在する水銀は2種類ありまして、

  1. 無機水銀
  2. メチル水銀

この二つ。

無機水銀は消化管からほとんど吸収されませんが、メチル水銀はがっつり吸収されます。なので、水銀被害は主にメチル水銀が原因というわけです。

このメチル水銀は脳関門や胎盤を通過し、神経障害や発達障害の原因となります。しかも、胎児の発育中の脳はメチル水銀の影響を受けやすいので少量の曝露であっても影響があります。

水銀には年齢が幼いほど影響が出やすく、大人になるほど影響が出にくいといった傾向があるんです。

水銀の説明はこれまでにして、魚を食べても水銀の健康被害は大丈夫?という本題について話していきたいと思います。

1.魚の水銀で炎症や機能障害が起こる?

炎症は万病のもと!と何度も話してきましたが、実は体内の水銀が炎症を引き起こす原因となっています。

子どもの魚の消費量と炎症の関係を調べた論文(1)もあり、この研究は9~11歳の子どもを対象とした横断研究になっています。

そこで分かったことは、魚をよく食べる子どもは中性脂肪が低く、善玉コレステロールが多いが、体内の炎症レベルと血中の水銀の量が多かったとのこと。

怖いですね...

同研究では他にも、子どものストレスレベルまで高い傾向にあると報告されており、水銀の有害性が窺えます。

それから、子どもの注意・言語障害やADHD、自律神経機能の低下等の発達障害が、母親の毛髪中のメチル水銀量が増えるにつれ、そのリスクが増加していくとの結果も2011年の論文(2)の中で語られています。

妊婦さんと水銀の関係については有名な話ですが、赤ちゃんへの影響はやはり、発達障害(神経への影響)という形で表れやすいみたいですね。

2.水銀はどこにでも潜んでいる!?

実は魚以外からも私たちは水銀を摂取しているんです。

2013年の研究(3)では、水産物は水銀の発生源だけれど、ワイン、ハーブティー、小麦粉、野菜等にも含まれているよという内容。

結構広い範囲に含まれていますね。普通に食事をしている限り水銀の曝露を避けることはできないといったところでしょうか。

水銀が作物等に含まれてしまうメカニズムについては下記の食品安全委員会さんの図が理解しやすいかと思います。

 

そして、同研究では、「魚介類から摂取する水銀量は全体の7%程度」

との結果も報告されています。
摂取のほとんどが魚介由来ではなかったんですね。

しかし、研究者は
「我々の研究もさらなる調査が必要だが、妊娠中の魚介類の摂取を制限することは水銀を摂取するリスクより影響があるかもしれない。」

ということを話しています。

「水銀も食べちゃうけど、魚の健康効果も大切。」といったニュアンスの発言ですね。

そして、こちらの研究(4)でも、研究者は以下のように話しています。

「水銀含有量の多い大型魚の摂取量削減を主張する公衆衛生メッセージは効果的に見えるが、その陰で水銀濃度が低い小型魚の栄養価のメリットは隠されている。リスクのバランスを考えた食事をしていくことが重要だ。」

とのことで、水銀曝露の心配はあるけれど魚摂取のメリットもあるからバランスを考えて食事してね!とのこと。

確かに、水銀の害を危惧しすぎて魚のメリットが隠れちゃうのはもったいない所です。体内の炎症レベルを低く保ちアンチエイジング効果が高いと言われている地中海式の食事でも魚を多量に摂取しますし、少し視野が狭かったかもしれません。

【水銀問題の結論】

以上より私の考える水銀問題の結論は、

・大人は水銀を気にして魚の摂取を控えなくてよさそう。でも毎日のように回遊魚(マグロ、鯨、サメ類等)を大量に食べるのは避けたほうがいいかも。

・子どもや妊婦さんは水銀量含有量の少ない魚(サバ、イワシ、サンマ、サケ等)を摂取していこう!魚を避けるという判断はしないでおこう!
※参考資料:魚の水銀含有量一覧(厚生労働省)


というところですかね。
厚生労働省や水産省も妊婦さんや子どもちゃんの魚の摂取を推奨し、そのガイドラインを紹介しています。特に気になる魚の水銀問題ですがこんな感じの結論かなと思います。

以下水銀と健康の関係の理解に役立つ資料を紹介します。

・厚生労働省:これからママになるあなたへ

・厚生労働省:水銀を含有する魚介類等の摂食に関する注意事項の見直しの検討について

・内閣府:食品から摂取する水銀と、その人体への影響とは?

今回の魚と水銀の関係についてはここまでです!

【関連記事】

・DHA(オメガ3脂肪酸)とは?気になる健康効果はいかに!

 

 

-健康
-, , , , , , , , , ,

Copyright© 脱☆情弱ステーション , 2019 All Rights Reserved Powered by STINGER.