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オメガ6脂肪酸はなぜ体に悪いのか?

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前回の記事では、サラダ油(オメガ6脂肪酸)は体に炎症が起こるからオリーブオイルに変えよう!ということを話しました。

【前回記事】

・健康のために何をすればいいかわからない...?それならまず油を変えるんだ!

今回は「オメガ6脂肪酸はなぜ体に悪いのか?」というところを見ていきましょう!

オメガ6脂肪酸はなぜ体に悪いのか?


オメガ6脂肪酸を多く含むサラダ油はその製造過程から酸化しています。

オメガ6脂肪酸を含む油脂は、圧搾された新鮮なものであれば、オメガ3脂肪酸とのバランス以外文句のつけようのない食品でもあります。

しかし、酸化したものを体に取りこんだり、オメガ6脂肪酸比が多くなりすぎることで体内に炎症が起こり、疾患や老化、肌の不調といったリスクが起こることとなります。

今回の記事ではそれらの不調を掘り下げて確認していき、その脅威を知ることで生活習慣を変えていこう!という事を目的にしております。

それでは早速本文の内容を見ていきましょう。

1.糖尿病のリスクが上がる

オメガ6脂肪酸を取りすぎることで肥満→糖尿病となりやすいです。

マウスを対象にした実験(1)では、大豆油はココナッツ油、フルクトースよりも肥満を引き起こしやすく、脂肪肝を引き起こすという事が報告されています。

肝臓にもダメージがあるみたいですね。

さらに、これもマウス実験の段階ではありますが、食事中のリノール酸で食欲が爆発し、肥満を誘発させたとの実験(2)も報告されています。

マウスはDNAの塩基配列の80%が人間と同じであるため、マウス実験で思わしくない結果が出た場合は避ける方が無難かなと思います。

そして、人間を対象にした実験もあり、乳児を対象にした観察研究(3)では、オメガ3脂肪酸よりオメガ6脂肪酸を多く摂取した乳児は、ほかの乳児と比較して肥満傾向が強く出ていたとのこと。

これらのデータから、オメガ6脂肪酸の摂取で肥満への影響が示唆されています。肥満は糖を処理する能力を奪い、糖尿病のリスクを上げるため、オメガ6の摂取量はこの観点からも注意した方がよさそうですね。

ちなみに、肥満と糖尿病のメカニズムに関しては糖尿病ネットワークさんのホームページが分かりやすいです。

2.心疾患のリスクが上がる

前回の記事で、酸化したオメガ6脂肪酸が細胞にダメージを与えるという事を話しましたが、これが原因で心疾患が起こりやすくなります。

具体的には、

  1. 酸化したリノール酸(オメガ6脂肪酸)が血液中のリポタンパク質に取り込まれる
  2. 酸化したリノール酸がリポタンパク質を酸化させる
  3. 酸化したリポタンパク質が体内で異物として免疫に攻撃される
  4. 免疫システムが体内で暴れて炎症が起こり、血管を傷つける

といったところです。

結構怖い機序ですね...

そして、日本人の病気での死因第2位が「心疾患」になっております(厚生労働省)。

酸化したオメガ6の摂取を控えることで、心疾患のリスクを下げていくことが大切ですね。

3.認知機能の低下

体内の炎症は脳機能と密接な関係があると言われています。

ある実験(4)では、キャノーラ油(酸化したオメガ6)の摂取量が多いマウスほど作業記憶障害(記憶力の低下)、体重の大幅な増加が見られた

体脂肪は炎症物質(TNF-α等)を分泌する働きがあり、体内の炎症が脳機能に影響を及ぼすと言われています。

他にも、精神状態が不安定な若者を対象にした観察研究(5)でも、オメガ6の量が多い人ほど

  1. 認知機能が低下
  2. 不安になりやすい
  3. 認知症のリスクが上がる
  4. うつ病のリスクが上がる

といった傾向も見られたとのこと。

最近では、「うつ病は脳の炎症で起こるのでは?」という説(6)もあり、炎症が脳機能、メンタルヘルスを低下させることは確実となっています

「不安になりやすい」、「人と接するのが怖い」という人は特にオメガ6の摂取量に気を使ってみた方がいいかもしれません。

(私もオメガ6に浸っていた時はメンタル最悪でしたね...)

4.アレルギーを引き起こす

もともとアレルギーの起こるメカニズムとして、

  1. アレルゲンが体内に侵入
  2. アレルゲンが血液中のIgE抗体(肥満細胞に刺さってる)と結合
  3. 肥満細胞がヒスタミン(炎症性物質)を放出
  4. 免疫システムがヒスタミンを攻撃して体の中で大暴れ
  5. 暴れた場所でアレルギーが起こる

といった感じ。

鼻でヒスタミンが放出されれば鼻水、目で放出されれば目のかゆみといったところですね。

なんとなく察しがついている方も多いと思いますが、

酸化したオメガ6を取ることで炎症が起こり免疫系が大暴れ!

そして、各所でアレルギー反応が起こるよ!

ということ。

そして、私もオメガ6たっぷりの菓子類やファーストフードを大量に食べていた当時は常に鼻炎に悩まされ、腕の関節を掻きむしる生活を送っておりました...

「アレルギーがひどくて...」「身体がかゆくて...」という方で、ファーストフードや菓子類を常食している方はぜひとも控えてみましょう!

5.がん悪化のリスク

慢性炎症は疾病やがんを進行させることは有名な話(7)。

マウス実験ではありますが()、オメガ3脂肪酸はがんの進行を遅らせたが、オメガ6脂肪酸はがんの進行を促進したとの結果があったとのこと。

怖っ...

癌の種類にもよりますが、初期の状態では自覚症状ほぼないですからね...

気づかないうちに癌をオメガ6で育ててたなんてことにならないように注意しないと。

【今回のまとめ】

オメガ6の悪影響をざっと見ていきました。

今回の記事のポイントは、

・酸化したオメガ6脂肪酸は体内に炎症を起こす。

・その炎症で様々な疾患のリスクが上がる。

・普段から摂取量を減らす、または摂取しないことで対策していこう!


というところですかね。

様々な健康方法を試すよりも先に、何よりも先に酸化したオメガ6脂肪酸をやめることが健康への近道なのです。

オメガ6脂肪酸を減らすガイドラインも公開していますので参考にどうぞ!

 

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